さて、もうすぐ10月!いよいよ秋めいてきて芸術を愉しむには最適の季節がやってきますね。

先日、お教室のおさらい会があり、今取り組んでいる無伴奏エチュードとクーラウの二重奏を生徒さん同士で発表し合い、楽しみました。

普段は個人形態でのレッスンですが、こういった機会に「初めまして!」の生徒さん同士がアンサンブルで音楽を通してコミニュケーションがとれるって、なんて素晴らしいこと!と強く実感できた日でした。生徒の皆さんもとても楽しまれていて、よい刺激になった、充実した日でした!と報告してくださいました。

そう、「音」にはものすごい情報量が含まれているのです。

普段の生活で私たちは「音」に対して、目に見えるものに比べて、さほど意識することはないかもしれませんね。

人は、触ったりする感覚に比べて、見たり聴いたりする感覚のほうが脳をめぐるスピードが速く、情報量が多いのだそうです。

また光(見る感覚)より、聴く感覚のほうが反応が早く、無意識な面で影響されるものが大きいのだとか。

音とコミュニケーション

非言語的コミニュケーション

よく「シンクロ」するなどといいますよね。専門的に言えば(科学的な意味の)同調性や(心理的な意味の)共時性とか言われます。

これも無意識下の深い部分でなにかが同時に起こることですが、音楽はそのもっともわかりやすいもので、言葉など論理的なコミニュケーションをとるのに比べて、はるかに多くの情報量を交換・共有しているのだそうです。

ほかにも、集団行動、食事、パーティー、掛け声や踊りにもシンクロは見られます。

 

いまはデジタルツールで簡単に音楽を聞けるけれど・・・

CDやテレビ、パソコンなど機械を通して聴いた音には、自然の音に含まれる人間には聞こえないが動物には聞こえる高い周波数や、生の音に含まれる多くの倍音がカットされてしまうため、完全に豊かな音を聴けていないことが実験でわかっています。

これが、実際の生演奏がいいと言われる理由なのです。

ライブは、その時、その瞬間の演奏者と聴衆とのコミニュケーションが双方にわたって成り立っているので、何とも言えない深い時間を感じられます。

私も演奏中に何度も感じてきた、あの臨場感というか、エネルギーが高まったような不思議な時空間は言葉に説明できないものがあります。

 

長くなったので、また次に・・・。

言葉を持たない音の特徴やその影響力について書いていきます。