寒い冬を越し、日本人でよかったとそんな声がちらほら聞こえてくる桜の美しい季節になりましたね!
そんな中、初めて福島県にある日本三大桜で有名な三春の滝桜を見に行ってまいりました。
バス日帰り旅行だったのですが、これまた移動時間が長い!往復約7~8時間!
本来なら一泊して見てくるものを、無理やりつめ込んで作った日帰りプランだそうで・・・。
それでも、推定1000年以上前の大木は、そんな疲れも忘れるほど、見事な桜の花を咲かせていました。
何世代前の時代で、江戸時代には上階級のお殿様が馬にまたがってここに見に来ていたんだろうかなどと、
はるか昔の日本を思い巡らすのも、楽しいひとときだったり。
菜の花も広がって、春一色。
↑あまりに巨大化したため、自分の力では支えきれず接木で支えられている。
大木の根っこは、樹齢が長い為に空洞化が始まっていて、ちゃんと木のお医者さんが
定期的に管理しているのだそう。その費用などもかかるので、木を維持する為に現場付近で協力金を募っていました。
大事に受け継がれてきたものだからこそ、さらに長く咲き続けてほしいですね。
日本人は、どうしてこれほどまでに桜に惹かれるのでしょう。
一斉に咲いて散っていく儚さに、また美しさがあるのかもしれませんね。
来年は、どこへ花見にいこうかな。
三春滝桜サイト
http://www.takizakura.com/
◆2009/4